ちびっちは入園してから今の家に引っ越すまでの1年半ほど幼稚園バスで登園していた。(帰りはお迎えなのでお歩き)
引っ越すときに一番気がかりだったのは大好きな幼稚園バスに乗れなくなること。
もしかしたら引越し先にバスのコースを変更してくださいって幼稚園にお願いしたら変更してもらえたかも知れないけど、当時の家は歴代園児の中でもたぶん最も遠距離だったはず。なんとバスはちびっち一人のために橋を超えてやってきてくれていた。現在の家は橋を渡らないもののやはり距離はあまり変わらず、今度は開かずの踏切を越えなければいけないのだ。
今まででも最も遠くてご迷惑をおかけしてたのに、更にワガママを言う気持ちにはなれず、バス通園は断念したのであった。
でも意外とちびっちの口から「なんでばすのらへんの?」という言葉は聞かれず。さすが環境順応型、今ある状況でなんでも楽しんでしまう幸せな性格のちびっちだ。……と、安心してたら。
「まーま、ちな、ちいさいくみのときバスのってたのに、なんでおおきいくみになったらのられへんの?」(←約一年半遅れの疑問)
あ、ママがすっかり忘れかけた、しかももうすぐ卒園して、もうすぐ小学校バスに乗る時期になった頃の「なんで??」なのね(汗汗
あんな、ちびっち。ちびっちは引越ししたからバスに乗られへんくなったんやで。もうすぐ小学校バス乗れるやん?
ち:「……」(←納得できない)
乗りたいん?幼稚園バス。
ち:「まーま、早起きしたらようちえんバスのせてくれる?ちな、なんじにおきたらのれる??」
うるうる。そんなに乗りたいんかい。(←そのわりには一年半経過)
なあなあ、ちびっち。じゃあ園長先生にお願いしてみようか?ちびっち、バスに乗りたいんです。って。もしかしたらバスに乗せてくれるかもしれないよ?ちびっち、自分で言える?ちびっちが乗りたいんやったら自分のお口でお願いせな聞いてもらわれへんで?ママがバスに乗るんちゃうからママが言うてもあかんねんで?園長先生に言える??
するとえへえへえへえへ笑いながら
ち:「……うん。いう」(←ちょっと心細い)
と、いうわけで登園後早速職員室へ。
なんと
職員室の前で20分えへえへもじもじ。
園長先生目の前に、ひたすらえへえへもじもじ。
あのー、ママの腕にしがみついとらんととっとと先生呼んでらっしゃいってば。
やっと他の先生に気がついてもらって、園長先生がうれしそうな顔でちびっちの前に登場。
「ちびっちちゃん、どうしたんどうしたん?せんせいにお話あるの?わーききたいなー。なにかな?あれ?おはなしがどっかにかくれてるんかな?かばんの中かな?おようふくの中かな?どこかな?どこかな?」
そんなやりとりが数分続いてやっと
ナイショ話のような小さい声で
「ばすのりたい」
と、言えました。
その言葉が言えたのを確認してアタシはこっそり園を後にしたので、その後二人でどんなやりとりがあったのかは不明ですが、数時間後園長先生からメールが来ました。
そこには
「さきほどちびっちちゃんより『ばすにのりたい』とお話をいただきました。(略)ちびっちちゃんの提案によりご希望にそえることができればと思っております。つきましては日程(4月に入ってからの春休み)と提案事項をお聞かせいただければ沿わせていただきます。よろしくおねがいします。」
バス通園は(モチロン)無理だけど、一日だけようちえんバスに乗せてあげますよ。桜の咲くころにお友達募ってようちえんバスで公園にいきませんか?
こういう形でちびっちのバスへの願いは叶いそうです。
さてさて、ちびっちと今後どのようにこのプロジェクトのお話を進めて行きましょうか?
つづく。
引っ越すときに一番気がかりだったのは大好きな幼稚園バスに乗れなくなること。
もしかしたら引越し先にバスのコースを変更してくださいって幼稚園にお願いしたら変更してもらえたかも知れないけど、当時の家は歴代園児の中でもたぶん最も遠距離だったはず。なんとバスはちびっち一人のために橋を超えてやってきてくれていた。現在の家は橋を渡らないもののやはり距離はあまり変わらず、今度は開かずの踏切を越えなければいけないのだ。
今まででも最も遠くてご迷惑をおかけしてたのに、更にワガママを言う気持ちにはなれず、バス通園は断念したのであった。
でも意外とちびっちの口から「なんでばすのらへんの?」という言葉は聞かれず。さすが環境順応型、今ある状況でなんでも楽しんでしまう幸せな性格のちびっちだ。……と、安心してたら。
「まーま、ちな、ちいさいくみのときバスのってたのに、なんでおおきいくみになったらのられへんの?」(←約一年半遅れの疑問)
あ、ママがすっかり忘れかけた、しかももうすぐ卒園して、もうすぐ小学校バスに乗る時期になった頃の「なんで??」なのね(汗汗
あんな、ちびっち。ちびっちは引越ししたからバスに乗られへんくなったんやで。もうすぐ小学校バス乗れるやん?
ち:「……」(←納得できない)
乗りたいん?幼稚園バス。
ち:「まーま、早起きしたらようちえんバスのせてくれる?ちな、なんじにおきたらのれる??」
うるうる。そんなに乗りたいんかい。(←そのわりには一年半経過)
なあなあ、ちびっち。じゃあ園長先生にお願いしてみようか?ちびっち、バスに乗りたいんです。って。もしかしたらバスに乗せてくれるかもしれないよ?ちびっち、自分で言える?ちびっちが乗りたいんやったら自分のお口でお願いせな聞いてもらわれへんで?ママがバスに乗るんちゃうからママが言うてもあかんねんで?園長先生に言える??
するとえへえへえへえへ笑いながら
ち:「……うん。いう」(←ちょっと心細い)
と、いうわけで登園後早速職員室へ。
なんと
職員室の前で20分えへえへもじもじ。
園長先生目の前に、ひたすらえへえへもじもじ。
あのー、ママの腕にしがみついとらんととっとと先生呼んでらっしゃいってば。
やっと他の先生に気がついてもらって、園長先生がうれしそうな顔でちびっちの前に登場。
「ちびっちちゃん、どうしたんどうしたん?せんせいにお話あるの?わーききたいなー。なにかな?あれ?おはなしがどっかにかくれてるんかな?かばんの中かな?おようふくの中かな?どこかな?どこかな?」
そんなやりとりが数分続いてやっと
ナイショ話のような小さい声で
「ばすのりたい」
と、言えました。
その言葉が言えたのを確認してアタシはこっそり園を後にしたので、その後二人でどんなやりとりがあったのかは不明ですが、数時間後園長先生からメールが来ました。
そこには
「さきほどちびっちちゃんより『ばすにのりたい』とお話をいただきました。(略)ちびっちちゃんの提案によりご希望にそえることができればと思っております。つきましては日程(4月に入ってからの春休み)と提案事項をお聞かせいただければ沿わせていただきます。よろしくおねがいします。」
バス通園は(モチロン)無理だけど、一日だけようちえんバスに乗せてあげますよ。桜の咲くころにお友達募ってようちえんバスで公園にいきませんか?
こういう形でちびっちのバスへの願いは叶いそうです。
さてさて、ちびっちと今後どのようにこのプロジェクトのお話を進めて行きましょうか?
つづく。
コメント
じーんと心があったかくなりました(^^)
ハイ。とても素敵な幼稚園です。あたし(狭い視野ではございますが)の知る限り、この幼稚園より素晴らしい幼稚園をまだ見たことがありません。暖かい幼稚園です。