ちびっち、3歳6ヶ月と13日♪（一日入園（2回目））

再び、1日入園。

今日はお母さんは講演会、子供はこの間と同じで先生と教室で過ごす。
というスケジュール。

まず、受付。

先生：『お名前は？』

ほれ、ちびっち。
今、ココに来るまでの自転車で練習したでしょ？？

ちびっち：『ちびっちちゃんすー。』

…。
すー。って(汗
しかも自分にちゃんづけって(大汗

でも、コレでも練習の成果はあった方だ。

さっきまでは
『お名前は？』

『さんしゃい♪』

だったもんなー。

頼りない3歳児。大丈夫か？幼稚園入園。


受付が終われば、早速お楽しみの教室へ。
振り返りもせずにとっとと中へダッシュ！
向かった先は！！

手洗い場。

…アンタ、この間の一日入園も手、洗って服ビシャビシャにしたくせに(汗（←なので今日は着替え持参）
まさか、この2時間ひたすら手を洗う気じゃないよねぇ？？

おっと、ちびっちの手洗いに見惚れてる場合じゃないぞ。
講演会、講演会。

講演会は園長先生がよく知っている臨床心理士の先生。
『子供の心の育ちと親の関わり』
1時間半の講演会、
ココではとても書ききれないけど、その先生の話で

『2，3歳で反抗期がきつかった人は思春期の準備が出来ている
　問題は『さほど反抗期もなく、育てやすい子供』だ。
　そういう子は練習が出来ていないまま、思春期と言う大きな波がやってくるのでどうしていいかわからなくなってしまう人が多い』

『うちの子、いい子で、育てやすい』

…あ。うちだ。

思い返してもちびっちはスーパーで駄々をこねたこともなく
なんでもかんでも『いや、いや』言ったこともない。（←ちょっとだけ言ってみた程度）
ワガママも言わず、
泣いても長泣きしないし
人見知りもなく、
こっちが『ダメ！』と言えば『ハイ』と従う。

なぜ？

理由は簡単。
めぐさんが怖いからだ。
ちびっちよりママの方がワガママだからだ。

先生：『子供と接する時には高さが重要です。
　　　　目線の高さと声の高さです。

　　　　声の高さ。
　　　　怒ると
　　　　「あんた、何やってるの！！」って高くなるでしょ？
　　　　子供はその音だけでお母さんが怒ってることを判断します。

　　　　もっとも
　　　　いつもより低い声で怒るときは、高い声を超えた怒りなんでしょうが(笑』

…う。
この先生、アタシがちびっちを怒ってるところを見てるのか？？
めぐさんの声は甲高い。
興奮（怒ったり、うれしかったり）すると更に高くなる。

でも
限度を超えた怒りを感じると、ドスの利いた低い声に。

たまに
『アタシ、何3歳児にドス利かせた声で怒ってるんだろう？？』って思うことも(汗

ああー、アタシ、ヤバイ子育てしてるわー（泣



よし！
今日からちびっちにストレスを感じさせないママになるぞ！
ちびっちにワガママ言わせて
ちびっちに駄々をこねてもらえるように！！
目指せ！！反抗期♪

（↑おそらく数日で断念であろう(汗））

ちなみに
今、イチバンの悩みの指しゃぶり。
先生に言わせりゃ
『飽きるまで、思う存分やらせなさい。
　やめなさいと言えば、まずやめないでしょう。
　自分でやめたいと思えば、自然とやめます。
　気がついたらしてなかった。ってこともありますよ』

確かに。
『やめなさい』と言い出した1歳過ぎからちびっちの指しゃぶりはひどくなった。
よし！コレも言わないぞ！！（←いつまで続くやら？）

今までのめぐさんの本能のみの子育てを考えさせられる、充実した1時間半でした。



その後、念願の制服を受け取り、園庭へちびっちを迎えに。

一緒に来ていたお友達はすぐ見つかった。
でもちびっちは？？

狭い園庭、何故見つからない？？

そのとき！！
なぜか一人だけ靴ではなく、でっかいトイレ用スリッパを履いて走りまわってる子発見！！

…ちびっちだ(汗

アンタ、なんででっかいスリッパ履いてるの？？

すると先生が申し訳なさそうな声で
『スイマセン。ちびっちちゃんの靴がないんです。
　アンパンマンの靴って言うんですが…』

ハイ？？
アンタ、アンパンマンの靴なんて持ってないじゃん。

教室に行くとドアの前にちゃんとちびっちの靴、1足が並べてあった。
相変わらず、適当な女だな。アンタは(汗


その後も靴を履かせるのに10分。
ジャンパーを着せるのに10分。
お店に遊びに来てくれた事のあるママさんに話しかけられてる隙に逃げられ、また10分。

幼稚園から出るのに何分かかるんだ？？

大きなスリッパを履いててもあの逃げ足。
将来有望だ。