昨日の日曜日は日本全国で選挙だったわけですが、みなさんちゃんと行きました??

めぐさんはというと、いつもは行くようにはしているものの『誰に入れるか』って言うのは結構いい加減だったりするわけなんです。

理由は大多数の方と同じ『誰に入れていいのかわからない』ってやつなんですが。

 
その点、今回の選挙は『マニフェスト』ブームのおかげで政党ごとに公約を比較するようなHPもたくさんあったので、初めて
 
『ちゃんと考えてみようかな』
 
と思いました。
 
 
ちゃんと見てみると、今までなんとなくイメージで見ていた政党が『実はこういう政党なのか?』と違いが見えたような気がしました。

もっとも書かれていることは『理想論』であり、どうやれば実現できるのか知りたいわっていう公約もたくさんありました

それといくら実現できそうなすばらしい公約であっても政党そのものに力がなければ実現どころか議題にすらあがらないのも実情。

それら総合的に踏まえて、もっとも現実的な政党を選びました。
…100%の支持ではありませんが、あんまり夢見がちな政党を選ぶ気にはなりませんでした。

 
あとは小選挙区。
私の選挙区では4人が出馬。
その中には『この人が落選すればその政党がひっくり返るのでは?』と思われるある政党の大物もいました。

残る3人は
前職の女性
新人の男女

こちらもいろいろなHPを探した結果、立候補者に行ったアンケートを掲載しているページがありました。

いろいろな項目についてもっとも近い答えを記号(例えば123)で答えるものでしたが、みんな似たような答えでした。

 
そんな中でも気になったのが
?立候補者本人が回答しているものと代理人が回答しているもの
?ただ記号を選ぶだけの人と選んだ理由をきちんとコメントで説明している人

 
おそらくアンケートが来た段階で候補者たちは、このアンケートが何らかの形でいろいろな人の目に付くことは、予想できたことでしょう。
ある意味、これもアピールチャンスのひとつと捉えるべきだと思うのですが…。

そんなアンケートを代理人に任せるなんて以ての外。
記号ひとつで自分の考えを表現できると考えてる人も考え物です。

街頭にでて大きな声を張り上げて名前を連呼することが選挙活動だと考え、それが忙しいがために肝心なことを忘れてるんじゃないかと思いました。

結論、小選挙区はきちんと自分でアンケートに答え、納得する回答をした候補者に決めました。

 
ここまできちんと考えて投票をしたのは、ハッキリ言って生まれて初めてです(笑
今回の選挙は本当にいい経験になったと思いました。

若い年齢層の人たちで『選挙に行っても何も変わらない』とか
『誰に入れていいか?誰に入れても同じ』と考えている人は多いと聞きます。
実際、私も一緒でした。

テレビでこんな声を聞きました。
『若い年齢層の人たちは選挙に行かないから、候補者の人たちはこれからの若い人そっちのけで高齢者問題ばかり取り上げる』

…うーん、妙に納得しました。
もちろん高齢者問題も大切です。
でも実際、今の20代30代の人たちは年金がもらえるかどうかわからないから保険料払いたくないとか、将来の生活に安心感なんて持てないのが現状。
この年代の人に向けて街頭で叫んでいる人もあまり見かけません。
…例えばある一定のラインを設けて、そのラインをクリアしている学生に無償で学ばせる制度とか、すばらしい技術者に賞金を出す日本独自のノーベル賞みたいなものを作るとか
『がんばれば必ず報われる』みたいなものを確立できれば、支持する若い人も増えるだろうし、今後の経済なんかにも影響があるような気がする…。

なんかうまく表現できてませんね。

今回の投票率、60%弱
要するに4割の人が『誰に入れていいやら』って感じてるってこと。
極端な話、この4割の人だけターゲットにして、投票してもらえば当選するわけで。 
かなり極端な話ですが

 
 
ある新聞に載っていた話
大学生の女の子が政治や選挙に興味を持ってもらうための活動を行ってるとのこと。

その活動はあくまで
『○●党の△☆をよろしく』ってモノではなく、候補者に密着取材したり、アンケートをとったりして独自に比較するもの。
モチロン公平に…。

『私がやることで同年代の人たちや今まで関心がなかった人たちの考えが変われば…』
 

今度の選挙はずいぶん先になるかと思いますが、今回より投票率がぐんと上がることを期待してます。
 
 
だって、残りの4割の人が動けば、間違いなく日本をひっくり返すことができるんだから。 


コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索