たまにどうしようもなくつらくなってちびっちをぎゅーっと抱きしめる時があります。

池田の小学校での殺傷事件
NYでのテロ
イラク戦争
そして今回の中1生による殺人事件

特に今回に事件に関しては恐怖だけでなく、大いに自分の子育てを考え直すきっかけにもなりました。

1歳を過ぎた頃からちびっちは歩くようになり、めぐさんの視界の外へ出てしまうことが大変多くなりました。
仕事中であること、周りのお店のみんながちびっちを知っていること、すぐ近くにじいちゃんとばあちゃんのお店があること…こんな言い訳で平気で目を離していたような気がします。

確かに今までに事件は起こりませんでした。
でもそれはただの幸運であったような気がしてきました。
「ほんの数分」それがあの男の子の運命を変えるものになったんですから・・・。

ちびっちのママになった以上、ちびっちの命を守るのが一番の使命。


その他にもうひとつ考えさせられたことがあります。
それは加害者の中学生についてです。
その子は事件後も普通どおりに生活していたといいます。
しかも類似した事件が20件ほどあって、関与している可能性が高いといわれてます。
これを知って率直に感じた疑問。
・・・どうして親は気がつかなかったのか?

理由は「子供から目を離していた」
そう、被害者の4歳の男の子のお母さんと一緒なのでは?と思ったんです。


めぐさんの子供服の店には子供たちが自由に遊べるおもちゃがたくさんおいてあります。
すぐ目の前には小さな子でも遊べるゲームコーナーもあります。
それらの場所にはたくさんの子供が遊びに来ますが、その子供たちは3通りに分かれます。

?お母さんと一緒に遊ぶ子
?お母さんは居るけど子供だけで遊ぶ子
?周りにお母さんらしき人の姿がなく遊ぶ子

?の子のお母さんは一緒に笑って遊び、いけないことをする前に止めます。
?の子のお母さんはいけないことをしたときだけ怒りにきます。
?の子のお母さんはきっと一緒に笑うことも怒ることもできないはずです。

たかだかちびっちママを2年弱しかしてないめぐさんが偉そうに言うことでもないのですが
「子供の手を離しても、目を離すな」って思うんです。
大きくなるにつれて一人でいろいろなことができるようになって手がかからなくなる分、もっと目をかけてやらないといけないんじゃないかって・・・。

目を離しているうちに、危険な目に遭ってるかもしれないよ。
目を離しているうちに、他の人に迷惑かけてるかもしれないよ。

被害者のお母さんがあなたになるかもしれません。
加害者のお母さんがあなたになるかもしれません。


もっと真剣に子育てしようと考えさせられました。


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