出産前数週間不眠症に悩まされ、出産後は疲れてるしさぞかし熟睡できるのだろうと期待していたのだが、興奮状態から覚めなくて結局今日も徹夜だった。

出産後お腹がすいてたまらなかったので、ベットで母が作ったオニギリを夜中に4つも食べたのに、おまけにブドウまで食ったのに、朝にはお腹がすいてたまらなかった。
…ところが!
朝ごはんが大好きなめぐさん。
やっぱり病院の朝食メニューでは足りなかった。
恐るべき食欲。

そうこういっているうちに旦那の両親が帰省先の鳥取から車で朝一番に駆けつけてくれた。
…あり?確かおとついまで鹿児島じゃなかったっけ?
どうやら鹿児島から鳥取に到着してすぐちびっち誕生の知らせを聞いて再び朝4時に出発して病院に来てくれたようだ。
早速ちびっちを抱っこしてもらう。

旦那の末の弟はまだ小学校6年生である。
だから赤ちゃんについてはきっと義母が一番現役に近いと思っていた。
しかしそうではなかった。
確かに私なんかより義母のほうが抱っこする姿ははまってる。
でもそれよりもナント義父の方がさまになっている!
ちびっちも安心しきってる様子。
その上義父の今まで見たことのないような表情。
九州男児であり、警察官であり、剣道の指導員でもある義父はいつも厳しく一本筋の入ったイメージがあった。
しかしちびっちを抱っこしている義父は、いい意味でただのおじさんだった。
これには私も旦那もびっくり。
…義父さんもあんな顔するんだ♪

せっかく早朝からこのためだけにお盆の予定を変更して飛んで帰ってきたのに義父たちは30分ほどで帰ってしまった。

その後うちの両親、いも、そしてお店の常連さん親子、そして小学校時代からの友人がお見舞いに来てくれた。
でも今日のちびっちは原則新生児室にいるので、みんなに抱っこしてもらえない。

そういえば私、ちびっちと離れ離れになったのって初めてなんだぁ。

そう思うとさびしいのでしょっちゅう新生児室を覗きに行く。
するとビックリ!!
ちびっちが口から血を流しながら寝ている!!!
オタオタしながら看護婦さんに言いに行く。
すると看護婦さんは驚くわけでもなく
『これ口が乾燥してくっついたところが口開けた拍子に切れちゃったみたいね。大丈夫♪大丈夫♪』と口を拭いてくれた。
…なんてドンくさい奴なんだ。

明日からは母子同室。
楽しみだなぁ。


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