ちびっち、28週と3日♪（結婚式当日(披露宴編））

昨日の日記の続きである。

式のあとの記念撮影も終わって、お気に入りの綿帽子も取られて、披露宴会場の前に連れていかれる。

とうとう問題の『新郎新婦入場』だ。

何回か日記にも書いたが、私はこの新郎新婦入場が一番やりたくないことだった。
恥ずかしいのでずっと下を向いて入場。
やっとこさ高砂の席まで着いたが今度は段差が！！
思わず
『白無垢重いし、ここでこけたら、みんな笑うかなぁ？？』なんて恐ろしいことを考えてしまった。
いかん、いかん！そんなこと考えたら本当になってしまう！
『でもこけたらきっとかつらが飛んでいったりするんだろうなぁ』えへ。
だからダメだって！考えちゃ！！

そんな余計なこと考えてるうちにケーキ入刀。
切ってみて初めて分かったがちゃんと『ここ切ってください♪』マークがある！
そりゃ、そうだわな。
張りぼてだもん、違うとこ切られちゃ会場の人困っちゃうもんなぁ。

やっと落ちついて座ったら料理が出てきた。
えへ♪いっぱい食べるぞぉ♪
…と思ってたら、友達が続々とやってくる。
…食べれない。（泣）
やっと前菜を食べ終わったら、今度は友人のスピーチ。
それが終わるとお色直し！
…いやーん、食べるのぉ（泣）

退場するとすぐに美容室に移動。
とっとと白無垢を脱いで、メイクを落としてそのままドレス用のヘアメイク。
とっとと例の水色ドレスに着替えて会場に移動かと思えば、また写真撮影。
動くとやっぱり怒られる。

終わると披露宴会場へ。
そこでプロのカメラマンに注文を出しておいた『両家の両親と6人で仲良し写真』を撮ってもらう。
コレは今回どうしてもほしかった写真。
なんだかんだいっても6人で会う事はあってもみんなで写真を撮れる機会なんてきっと今回を逃がすと無いと思ったからだ。

それが終わると今度はキャンドルサービスだ。
白無垢も歩くのが大変だったが、ドレスも大変。
『火、持ったままこけたら、みんな笑うかなぁ』という恐ろしい想像がまた頭をよぎる。

がんばってこけないように各卓に火をつけて、最後
にメインキャンドルに火をつけた。

そのあとめぐさんのいとこの子供から花束をもらった。
お返しに彼女の大好きなドレミちゃんのおもちゃをあげた。
予想通り、席に戻ると早速箱を開けて振り回して遊び始めた。
彼女は結局帰るまでそれで遊んでいた。
あまりのモクロミどおりでうれしかった♪

それが終わるとやっと席につく。
すると続々とめぐさんの前に料理が運ばれてくる！
きゃぁ♪海老だぁ♪
絶対食べてやる♪と思ってたらそこから余興続き。
ちっとも食べられない。

旦那の弟の歌が終わったら、今度は旦那と一緒に企画した『新郎新婦結婚記者会見』
友人全員に協力してもらって盛大に盛り上がる。
そのあとすぐに各テーブルごとに記念撮影。
終わると友人の歌。

『いつ海老が食えるんだ？？』と考えてるうちに新婦の手紙と花束贈呈。
実はこの手紙で泣かない父を泣かせてやろうとたくらんでいたのだが、不覚にも私が泣く羽目になってしまった。

最後は旦那が緊張していた新郎の挨拶だ。
縮小に縮小を重ねたカンニングペーパーを読んでやっと終了。
そのまま退場となった。

招待客を送りだし、写真をいっぱい撮って終了。

感想。
気がついたら終わってしまってた。
気合い入れていったけど海老は食べることはできなかった。
緊張する暇も感傷に浸る暇も無かった。
結婚式が終わった今もまだ結婚式をしていないカンジだ。
父は結局泣かなかった。
泣き上戸な母も割合落ちついていた。
新婦の私に至ってもこの調子。
…だが昨日から緊張し通しのいも（妹）だけはどっぷり感傷に浸って泣いていた（笑）