今日は婚約者の29回目の誕生日だ。
彼は元々ブランド物好きなのだが、浪費グセが祟って、つい最近まで借金大王になっていた。
そのため完全に私が財布を握って、お金を最小限(?)しか使わせない生活をさせてきた。
とはいっても食費抜きで月5万円のお小遣いを渡してきたし、一緒に遊びに行くときや外食するときは私が負担してあの人が財布を開くことなんてないから十分すぎると言えよう。
その甲斐あってか、最近やっと借金がなくなった。
まぁ今後結婚、出産と控えてるからむだづかいは出来ないけど、誕生日にはちょっといいモノ買ってやろう♪…と言うことでヴィトンのキーケースを買うことにした。
今はキーホルダーの輪っかだけのモノに家や車や原付や会社の鍵などをジャラジャラとつけている。
いくらなんでもちゃんと働いてる29歳の男性にはかわいそうである。(財布に至っては100円均一で買ってきたものを使ってる。←これにも訳がある。その話は後でゆっくりとすることに…。)
 早速電車に乗ってはるばるヴィトンのお店へ。
お店に入ってモノグラムのコーナーへ。
えーっと、キーケース、キーケースと…。
見当たらない。お店の人に聞いてみよう♪
『あのー、モノグラムのキーケースは?』
『現在品切れで、入荷は未定です♪』なにー!!
それじゃぁ、正月に財布を買いにきたときと同じ答えやんけぇぇぇ!…そうである。実はお互いのクリスマスプレゼントにってことでお金を貯めて、二人揃ってモノグラムの財布を買いにきていたのだ。
そのときも、さっきと同じことを言われたのだ。
『商売やる気あるのか?ヴィトンのねぇちゃん。』
…天下のヴィトンの店でそんなことも言えず、おとなしく帰ってきた。悲しい。せっかく喜ばせてやろうと思ったのに…。また今度ね。
しょうがないから、私の仕事が終わってから、近所のこじゃれたレストランにコースを食べに行って、買っておいたケーキを家で食べた。
 さて、先ほどの100円均一の財布の言い訳だ。
元々彼は前の彼女からもらったヴィトンの財布を持っている。
聞いた話によるとすでに10年モノらしい。
私はあんまり過去とかでヤキモチを焼かないタイプなので、せっかくもらったものは大事に使えばいいと思ってるのだが、10年もすればやはり寿命が来る。
お札を入れる部分の糸がほつけて、ないお金がなお逃げる状態になってしまった。
ヴィトンは修理もしてくれると聞いたが、10年モノを持ちこむ勇気はない。…仕方ない、めぐさんが縫うか。
ってな訳で、がんばって縫ってみた。
糸の色はちと違うが、縫い穴どおりに塗ったのでキレイじゃん♪
喜んでもらえると思って、『見て見て♪』と持っていったら、『そんな恥ずかしいもの、使えるかぁ!』と怒られた。…100円均一の財布よりマシじゃん。
それとも何か?前の彼女とめぐさん二人の愛情のこもった財布より100均財布の方がいいって言うのか?
何とも失礼な話だが、今だ100均財布を使ってる。
財布も早く入荷してくれないと困るなぁ。

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